【一般向け】11/6 社外役員に関する研修会のご案内

2024年10月01日

                                          令和6年10月吉日
代表取締役  殿
総務・法務担当役員 殿
                                      日本公認会計士協会近畿会
                                      会  長     後藤紳太郎
                                      担当副会長  安井 康二

 
                 社外役員に関する研修会開催のお知らせ
                「『アクティビスト対応の実務』について」
 
 
 拝啓 時下ますますご清祥のこととお慶び申し上げます。平素は格別のご高配を賜り、厚く御礼申し上げます。
 さて、日本公認会計士協会近畿会では、公認会計士が、社外取締役・監査役の担い手として、さらに社会の信頼
に応えていけるように、公認会計士の社外取締役・監査役としての資質の向上、公認会計士の社外役員就任機会の
拡大等に向けた各種の施策を進めております。
 上場企業は、「コーポレートガバナンス・コード(企業統治指針)」の導入後、経営の透明性や社外役員の多様
性の確保など、適切なガバナンスの発揮と企業価値向上に向けて、日々取り組まれ、コードに対応する報告書の開
示に試行錯誤されていることと存じます。このような中、日本公認会計士協会近畿会では、社外役員に関する講演
で、代表取締役様及び総務・法務担当役員様と社外役員に就任している公認会計士・社外役員への就任を希望する
公認会計士との情報交換・相互交流の機会は、ご参加の皆様にとって大変有益な場になると思い、研修会を開催し
ております。
 今日では上場企業である限り、取締役は株主の意向を無視して経営をすることはできず、規模の大小を問わず、
株主アクティビズムの対象となり得ます。そのため、上場企業は、自社の株主の特徴や議決権行使方針などに対す
る理解を深め、これを踏まえて経営戦略や事業計画を立案していくことが求められています。アクティビスト株主
とはどのような投資家であるのか、具体的な活動事例を交えつつ、わが国における活動の特徴と変遷、投資家側の
エンゲージメント部門の現状や、議決権行使助言会社の現状などをお話いただきます。また、このテーマで、パネ
ルディスカッションをして頂きます。
 皆様にはぜひご参加を賜りたく、業務多忙の折、誠に恐縮ではございますが、ご出席、ご高配賜りますよう、お
願い申し上げます。
 なお、ご参加いただける場合は、お手数ですが、下記のお申込み先までお申込みください。
 
                                                 敬具
 
                         記
 <日 時>  令和6年11月6日(水) 15:00~17:10
 <場 所>  日本公会計士協会近畿会 研修室
 <テーマ>  「『アクティビスト対応の実務』について」
 <講 師> 挨拶:林 謙太郎 氏(株式会社東京証券取引所執行役員 上場推進担当)
       講師・パネリスト:原山 真紀 氏(ジェイ・ユーラス・アイアール株式会社ディレクター) 
       パネリスト:小林 茂 氏(日本経済新聞社京都支局長、前・格付投資情報センター執行役員チーフ
             アナリスト)
       パネリスト:手塚 正彦 氏(公認会計士、日本公認会計士協会前会長・現相談役、会計教育研修機
             構理事長)
       モデレーター:藤枝 政雄 氏(公認会計士、日本公認会計士協会近畿会組織内会計士会委員長)
 <参加費用>  無 料
 <参加資格>  大変申し訳ございませんが、定員の都合により、役員(執行役員含む)相当の方に限らせて頂きます。
 <申込方法>  令和6年10月31日(木)までに下記の参加申込Webフォームにアクセス頂き、お申し込みください。
         定員になり次第、受付を早期終了させて頂く場合が御座います。
 
 参加申込専用Webフォーム
 
    https://form2.jicpa.or.jp/214881?lang=ja
 
◇お問い合わせ先
日本公認会計士協会近畿会 事務局(担当:山部) TEL:06-6271-0400

 

 

【講師プロフィール】原山 真紀 氏 ジェイ・ユーラス・アイアール株式会社ディレクター
 <略歴>
 大手流通企業を経て、2010年ジェイ・ユーラス・アイアール㈱入社。日々のIR活動に関する細やかな支援、国内
 ・海外株主判明調査や機関投資家へのヒアリングなどの調査・分析、海外IR/SR支援、経営陣向けIRセミナー、
 社外取締役との対談などを実施。また、プロクシファイト、TOB等の株主総会支援、アクティビスト対策支援等
 を提供。ジェイ・ユーラス・ニューズレターにて、日本企業の決算説明会に関する毎年のレポートを担当。
 学習院大学法学部政治学科卒
 青山学院大学大学院国際マネジメント研究科卒、経営管理修士(MBA)取得
 <主要著書・論文>
 スチュワードシップ・コードとコーポレートガバナンス・コード ~日本企業への影響とIR活動~ [共著、 同友館 2014年]
 コロナ下の事例で考える期中に業績予想を修正する際の留意事項 [旬刊経理情報 1601号 2021年]
 海外機関投資家に株式を『持ち続けてもらう』ために [中央経済社 企業会計 Vol.75 No.3 2023年]
 アクティビスト対応の実務 [中央経済社 2024年4月]                                    
                                                   以上